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2023.11.20

お知らせ

【動画公開】#70 説明可能なAIの重要性と技術動向~新技術「AIME」とは何か

※本セッションは、2023年11月9日(木)にZoomウェビナーとして、事前参加登録をしたリモート参加者約130名にライブ配信されました。

 

登壇者

  • 中西崇文(武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科長 准教授/GLOCOM主任研究員)
  • 前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員)

講演概要

人工知能(AI)は現在、様々な分野に応用され、最も重要な科学技術の一つとなってきている。また、それらの技術が、重要な意思決定への影響力が増していることを考えると、予測や推定がどのように導き出され、どのデータ特徴が結果に最も影響を与えるかを理解することが極めて重要である。さらに、AI、機械学習のほとんどの手法がブラックボックスモデルと称される中、社会においても、Fairness、Accountability、Transparencyが重要視されており、説明可能なAIやXAI技術の注目がより一層広がっている。本講演では、説明可能なAIやXAI技術がどうして必要なのか、どのような技術があるのか、今後の発展を考察しながら、私自身が最近研究開発をしているXAI技術であるAIMEについてもわかりやすく解説する。

登壇者プロフィール

中西崇文(武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科長 准教授/GLOCOM主任研究員)
武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科長 准教授、国際大学GLOCOM主任研究員、早稲田大学 総合研究機構 客員主任研究員、デジタルハリウッド大学大学院客員教授、データサイエンティスト、博士(工学)。2006年3月、筑波大学大学院システム情報工学研究科にて博士(工学)の学位取得。2006年より情報通信研究機構にてナレッジクラスタシステムの研究開発等に従事。2014年4月より国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授・主任研究員、テキストマイニング、データマイニング手法の研究開発に従事。2018年4月、武蔵野大学工学部 数理工学科 准教授。2019年4月より現職。現在、独自の説明可能なAI(XAI)技術であるAIMEを軸に、システムの研究開発やそれらのビジネス、サービスの立ち上げを目的とした企業連携研究プロジェクトを多数推進中。専門は、XAI、データマイニング、感性情報処理、メディアコンテンツ分析など。

前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員
1978年通商産業省入省、機械情報産業局情報政策企画室長、JETRO NYセンター産業用電子機器部長、IPAセキュリティセンター所長、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授(専任扱い)、富士通総研経済研究所主任研究員、サイバー大学IT総合学部教授等を経て、2018年4月から東京通信大学情報マネジメント学部教授、この間、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会専務理事、国際大学GLOCOM所長などを兼務。

 

GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。