2023.05.12
お知らせ
※本セッションは、2023年5月9日(火)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者約90名にライブ配信されました。
新学習指導要領で2022年度から高校で必履修になっている教科「情報Ⅰ」が話題です。「情報Ⅰ」では、「情報社会の問題解決」を実現していくための様々な知識・技術を学びます。学習内容では、プログラミングが特に注目されていますが、データを統計的に分析する手法や、情報をいかにデザインすれば誤解なく多くの人に情報を伝達できるのかなども、情報Ⅰで学びます。
こうした「情報社会での問題解決ができる」スキルを身につけた生徒たちを、大学や企業では受け入れようとするとき、何が起こるでしょうか。そこに生まれるであろうジェネレーションギャップに対応するために、わたしたちはどう変わるべきでしょうか。
本セッションでは、これからの高校生が「情報I」で学ぶことを理解したうえで、大人世代の個人と組織に求められる変革について議論していきます。
鹿野 利春(京都精華大学 メディア表現学部 教授)
石川県の公立学校教諭、教育委員会指導主事を経て、文部科学省で高校の情報科担当教科調査官を勤める。文部科学省では情報科の学習指導要領改訂、情報活用能力、情報モラル、GIGAスクール構想などに携わる。
現在は、京都精華大学メディア表現学部教授、(一社)デジタル人材共創連盟代表理事。
遠山紗矢香(静岡大学情報学部 講師)
認知科学と情報学を基盤としたICT活用教育や協調学習の実践研究に携わってきた経験を活かし、小学校から大学まで幅広く対象とした情報教育のデザイン研究を行っている。文部科学省ほかの委員を務めている。
実積 寿也(中央大学総合政策学部教授/国際大学GLOCOM上席客員研究員)
中央大学総合政策学部教授。東京大学法学部卒業、ニューヨーク大学経営大学院修了、早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士課程修了。MBA(finance)、博士(国際情報通信学)。郵政省(現・総務省)、コロンビア大学客員研究員、九州大学大学院経済学研究院教授などを経て、2017年より現職。専門は通信政策、通信経済。総務省情報通信政策研究所特別研究員、Global Partnership on Artificial Intelligence専門委員、情報通信行政・郵政行政審議会委員などを務める。令和2年度情報通信月間推進協議会会長表彰「情報通信功績賞」受賞。
GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。