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2023.04.07

お知らせ

【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン#58 5G/プライベート5Gがスマートシティに果たす役割-海外事例からの考察

※本セッションは、2023年4月5日(水)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者約60名にライブ配信されました。

 

登壇者

  • 神野新(情報通信総合研究所 主席研究員)
  • 前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員)

講演概要

スマートシティの高度化に5Gが果たす役割に注目が集まっている。とりわけ、5Gの特徴である「多数同時接続」を活用し、IoT端末やセンサーから収集されたデータを連携することにより、単発的、局所的なソリューションを相互に繋げて広域に展開した「まるごと未来都市(スーパーシティ)」が実現できると期待されている。そのような取り組みは世界中で進んでいるが、必ずしも成功事例ばかりではない。特に、Googleに代表されるスマートシティ展開の成功と失敗の事例は、データ利活用面における功罪の両面で大きな教訓を与えてくれる。本報告では、スマートシティへの応用可能性が高いプライベート5Gに関する日本とドイツの制度(日:ローカル5G/独:キャンパス5G)やその活用事例も含めて、5Gとスマートシティの関係に関する最新の国内外の動向の紹介と考察を行う。

登壇者プロフィール

◇神野新(情報通信総合研究所 主席研究員)
1990年代から一貫して欧米諸国のICT産業に関する調査研究に従事。専門は政策・規制、事業者戦略、ビジネスモデルなど。近年はネットワークとプラットフォームの「共創と競争」の構図を多角的に分析。情報通信学会評議員。非常勤講師(立教大学(現)、慶應義塾大学院(前)など)。著書は『メディアローカリズム』(共著、中央経済社、2019年)、『情報通信産業の構造変容』(共著、白桃書房、2022年)など。博士(政策・メディア)

 

◇前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員
1978年通商産業省入省、機械情報産業局情報政策企画室長、JETRO NYセンター産業用電子機器部長、IPAセキュリティセンター所長、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授(専任扱い)、富士通総研経済研究所主任研究員、サイバー大学IT総合学部教授等を経て、2018年4月から東京通信大学情報マネジメント学部教授、この間、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会専務理事、国際大学GLOCOM所長などを兼務。

 

 

GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。