TOPICS トピックス

2023.01.29

お知らせ

【動画公開】GLOCOM六本木会議オンライン #54 ウクライナ侵攻とインターネットガバナンス

「GLOCOM六本木会議オンライン#54 六本木会議オンライン #54 ウクライナ侵攻とインターネットガバナンス」のアーカイブ動画を公開しました。

イベント動画配信

※本セッションは、2023年1月20日(金)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者約80名にライブ配信されました。

 

登壇者

  • 谷脇康彦(株式会社インターネットイニシアティブ取締役副社長/国際大学GLOCOM上席客員研究員)★ご講演
  • 砂田薫(国際大学GLOCOM主幹研究員/情報システム学会会長)
  • 前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員)

講演概要

ロシアによるウクライナ侵攻はグレーゾーン事態あるいはハイブリッド戦争という事態を招き、サイバー攻撃、偽情報の流布、ソーシャルメディアの活用など、
様々なデジタル技術の活用事例が観測されている。
しかし、こうした国家または国家の関与が疑われるデジタル技術の活用は国際法の観点からみるとルール形成が遅れており、今後、インターネットガバナンスを巡る議論を加速化させる必要が生じている。この講演では、経済安全保障を巡る議論を含むインターネットガバナンスを巡る今日的な課題について説明する。

登壇者プロフィール

◇谷脇康彦(株式会社インターネットイニシアティブ取締役副社長/国際大学GLOCOM上席客員研究員)
1984年4月郵政省(現 総務省)に入省 同省において郵政大臣秘書官、在米日本大使館ICT政策担当参事官を経て、2013年6月 内閣審議官・内閣サイバーセキュリティセンター副センター長、2016年6月に総務省 情報通信国際戦略局長、2017年7月 同政策統括官(情報セキュリティ担当)、2018年7月 同総合通信基盤局長、2019年12月 同総務審議官(郵政・通信担当)を歴任、2021年3月退官。2022年1月IIJ入社、同年6月より取締役副社長として経営統括補佐を担当。

◇砂田薫(国際大学GLOCOM主幹研究員/情報システム学会会長)
ビジネス系IT雑誌の記者・編集長を経て、2003年に国際大学GLOCOMに入所し研究職に転じる。総務省情報通信審議会専門委員、経済産業省産業省産業構造審議会臨時委員等を歴任。現在、中央大学理工学部兼任講師、総務省「ユニバーサルサービス政策委員会」及び「5GビジネスデザインWG」構成員、日本医療研究開発機構「認知症対応型AI/IoTシステム研究推進事業」プログラムオフィサー、科学技術振興機構社会技術研究開発センター「人と情報のエコシステム」領域アドバイザー等の活動も行っている。

◇前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員
1978年通商産業省入省、機械情報産業局情報政策企画室長、JETRO NYセンター産業用電子機器部長、IPAセキュリティセンター所長、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授(専任扱い)、富士通総研経済研究所主任研究員、サイバー大学IT総合学部教授等を経て、2018年4月から東京通信大学情報マネジメント学部教授、この間、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会専務理事、国際大学GLOCOM所長などを兼務。

 

GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。