2022.04.08
お知らせ
2022年4月5日(水)に開催されました「GLOCOM六本木会議オンライン#39ダークパターンの概念と対策」の収録動画を公開いたします。
※本セッションは、2022年4月5日(水)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者約70名にライブ配信されました。
ダークパターンは、ユーザーを不利な選択に導く、ウェブサービスのデザインを類型化したものである。ブラックではなくあくまでダークなので、法律に触れないぎりぎりの境界で留まっているが、倫理的な問題として近年問題視されることが多く、手法のいくつかは法的な規制の対象となっている。
ウェブサービスからはじまったダークパターンであるが、IoTやメタバースなどのサービスが登場し、私たちの生活に深く浸透していけば、そこに新たなダークパターンが入り込む可能性は高い。
本講演では、はじめにダークパターンの概念について整理をおこない、現状の問題についてまとめる。その上で、今後登場する新サービスにダークパターンが使われないようにするには、どのような考え方が必要なのかについて論じる。
榊原直樹(清泉女学院大学 人間学部 文化学科 専任講師)
株式会社ユーディットを経て、2016年より現職。
デジタルハリウッド大学客員教授、情報通信アクセス協議会 電気通信アクセシビリティ標準化専門委員会WG主査。ISO/TC159国内対策委員会委員。
IT分野におけるユニバーサルデザインをテーマに様々な調査・研究をおこなう。またJIS等の標準化活動において、X 8341シリーズなど高齢者・障害者配慮設計指針の策定委員などを務める。
GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。