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2022.01.15

お知らせ

【講演資料公開】#33 社会と個人の狭間にあるジレンマ – 無形資産時代の欲望のパラドックスを考える

 

2022年1月14日(金)に開催されましたGLOCOM六本木会議オンライン#33 「社会と個人の狭間にあるジレンマ – 無形資産時代の欲望のパラドックスを考える]のご講演資料を公開いたします。

ダウンロードはこちら>>>社会と個人の狭間にあるジレンマ20220113公開資料

※本セッションは、2022年1月14日(金)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者約120名にライブ配信されました。

 

登壇者

    • 丸山俊一(NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー/東京藝術大学客員教授/早稲田大学非常勤講師)

     

    概要

    資本主義をめぐる議論、成長と分配をめぐる様々な言説が飛び交っています。
    「やめられない、止まらない、欲望が欲望を生む、欲望の資本主義。」2016年春の特番に始まり、以来シリーズ化された「欲望の資本主義」は、欲望をキーワードに、民主主義、歴史、哲学などのテーマへも幅広く展開、奥行きある議論を目指してきました。
     そもそも、人は自らの欲望を自覚できるのか?欲望は、それが無ければ人も社会も成り立たず、それに過剰に支配されても社会が破壊されてしまう、実に厄介な存在ですが、そこに人と社会の面白さと哀しさが背中合わせになっているように思えます。
    コロナ以前からの「欲望」を切り口とする資本主義への問いを踏まえ、複雑化する社会の中、個人はどのような意識を持ち、この時代に対処すべきか?
    一つのキーワードとして「無形資産」を取り上げ、今までの企画の中から見えてきた現代社会のねじれ、心のあり方について、みなさんとご一緒に考えたいと思います。

     

    講演者プロフィール

    丸山俊一(NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー/東京藝術大学客員教授/早稲田大学非常勤講師)
    1962年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「英語でしゃべらナイト」「爆笑問題のニッポンの教養」「仕事ハッケン伝」「ニッポン戦後サブカルチャー史」「ニッポンのジレンマ」「地球タクシー」「人間ってナンだ?超AI入門」ほか数多くの異色教養エンターテインメント、ドキュメントを企画開発、制作統括。
    著書『14歳からの個人主義』『14歳からの資本主義』『すべての仕事は「肯定」から始まる』(大和書房)『結論は出さなくていい』(光文社新書)、制作班との共著に『欲望の資本主義1~5』(東洋経済新報社)『欲望の民主主義』(幻冬舎新書)『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する/自由と闘争のパラドックスを越えて/危機の時代を語る/新時代に生きる「道徳哲学」』『AI以後~変貌するテクノロジーの危機と希望』(NHK出版新書)ほか。
    現在 NHKエンタープライズ コンテンツ開発部エグゼクティブ・プロデューサー/東京藝術大学客員教授/早稲田大学非常勤講師。