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2021.05.22

お知らせ

GLOCOM六本木会議オンライン #20 収録動画を公開しました

 

2021年5月20日(木)に開催されました「GLOCOM六本木会議オンライン #20 個人情報保護法制のこれから<3>」の収録動画を公開いたします。

イベント動画配信

※本セッションは、2021年5月20日(木)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者120名程にライブ配信されました。

 

登壇者

  • 高木 浩光(国立研究開発法人産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティー研究センター 主任研究員/一般財団法人情報法制研究所 理事)
  • 鈴木 正朝(新潟大学大学院現代社会文化研究科・法学部教授/情報法制研究所理事長/理研AIP客員主管研究員)
  • 前川 徹(東京通信大学情報マネジメント学部学部長・教授/国際大学GLOCOM 主幹研究員)
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    概要

    「個人情報保護法制のこれから」シリーズの第2回~第4回は、日本の個人情報保護法制の現状と課題をお話しします。第2回は、情報公開請求によって開示された政府の部内文書から判明した法案の立案過程に係る事実と、令和3年改正に反映された結果について説明します。これを踏まえて、残る課題として個人識別性概念の再構築があり、そのためには法目的の明確化が必要であることを示すのですが、第2回ではその概略をお話しましたので、第3回・第4回で詳しく説明します。

    法目的の明確化については、昨今、再び台頭してきている「自己情報コントロール権」の明記を求める声に対して反対する見解を述べ、「データによる個人の選別からの個人の保護」こそが本来の法目的の中心にある旨を説き、個人データ利活用と個人の保護を両立させるには、「統制された非選別利用」の考え方が必要であることを示します。

      第3回概要
      4. 個人情報定義の理解と課題
      5. 法目的の再確認
      6. 本人同意を要しない個人データの利活用

       

       

      GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
      また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。