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2021.03.08

お知らせ

GLOCOM六本木会議オンライン#16 収録動画&コメント回答を公開しました

 

2021年3月4日(木)、オンライン企画第16弾のライブ配信イベント「GLOCOM六本木会議オンライン #16 個人情報はこうすれば活かせる! ― 個人情報保護利活用仲介機構の構想 ―」が開催されました。当日の収録動画ならびに参加者の皆さまから寄せられたコメントに対する講師からの回答を公開いたします。

イベント動画配信

※本セッションは、2021年2月12日(金)Zoomウェビナー形式で、事前参加登録をしたリモート参加者90名程にライブ配信されました。

参加者コメントへの回答

開催当日に参加者からSlido.comを通じて寄せられたコメントについて、講師の田中辰雄氏から回答コメントをお預かりしました。

「GLOCOM 六本木会議オンライン#16_slidoコメント回答リスト」をダウンロードする

 

イベント概要:GLOCOM六本木会議オンライン#16

<セッション概要>

 デジタル庁が発足し、データを有効活用しようとの掛け声は高いが、一方で個人情報についてはプライバシー侵害の懸念が出される。一切の個人情報を渡したくないという保護派がいる一方で、事後承諾でもよいので個人情報を使ってくれという活用派もいる。両派の見解の差はきわめて大きく、身動きがとれない状態が続いてきた。
 この状態を打破する案として、個人情報保護利活用の情報を、個人と企業間で仲介する機構を考える。この機構は各個人の要望を単純化して集中処理することで、保護を望む人には保護を、活用を望む人には活用を提供できるようにする。単純化して集中処理する事の利益には、株式市場、債券市場、著作権の集中処理などの先行例があり、経済学ではおなじみの方法である。これを個人情報の保護利活用に適用する。実際の利用動向を調べると、全国民の6割程度がこの機構を利用する気があると答えており、十分に実現可能性があるだろう。

登壇者:(敬称略)

  • 田中辰雄(慶應義塾大学経済学部教授/国際大学GLOCOM主幹研究員)
  • クロサカタツヤ(株式会社企 代表取締役/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授/国際大学GLOCOM客員研究員)
  • 山口真一(国際大学GLOCOM主任研究員・准教授)

 

GLOCOM六本木会議オンラインでは、今後も継続して、旬なテーマをピックアップし、セッションを開催してまいります。各回のセッションの収録動画は、Youtubeチャンネルにアップし、アーカイブ化することで、いつでもご覧いただけます。
また、GLOCOM六本木会議ウェブサイト(https://roppongi-kaigi.org/)より、事前参加登録をされた皆さまには、Zoomウェビナーを介してライブでもご視聴いただけます。