開催 : 2025.08.21
オンライン
GLOCOM六本木会議は、刻々と変化するさまざまな論点を取り上げる機動力を高めることを目的として『GLOCOM六本木会議オンライン』を開催しています。
第101回は、弁護士の三部裕幸氏をお迎えし、各国のAI法の最新動向と日本企業のリスク対策についてご講演いただきます。
議論の内容は、オンライン(Zoomウェビナー)を通じて、ライブ配信にて参加登録をされた皆さまにお届けしながら、チャット機能を通じたご意見・ご質問を承ってまいります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
Zoomウェビナー
日本においては、世界の最新AI法動向に関し、米欧ともに規制緩和方向だとの主張が多く、その根拠としてトランプ大統領の一部発言やEUの価値観転換などを挙げる向きが多かった。また、中国のDeepSeekなどが西側生成AIの脅威になるなどの論調も見られた。果たして米欧動向をそのように捉えてよいのか? 中国AI法を具現化したDeepSeekが、西側諸国に流通するとどうなるのか?
ここにきて、上記の真偽について、少しずつ、事実として答えが出つつある。法的優位性のない日本企業にとっては、事実ベースのリスク分析と対策立案が必要だ。本講演では、最新AI法動向とリスク対策について述べる。
一方で、世界の中の位置づけでは、日本のAI専業企業は小さく、また、大企業のAI部門の所帯も小さい。世界に伍して戦っていくためには、AI関連企業のM&Aや大型資金調達の準備、そこに纏わる法的課題を早めに押さえておく必要があろう。本講演では、そのポイントの概略も併せて述べる。
三部裕幸(弁護士・ニューヨーク州弁護士/渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー/大阪大学招聘教授(社会技術共創研究センター))
弁護士として、AI・IT法務をはじめとする法務サービスを、様々な企業に提供してきた。その過程で、官庁・企業・大学のご依頼を受け、米国・欧州・中国を定期的に訪問してAI法制度や問題事例を調査する、という活動を併せて行ってきた。自民党「AIホワイトペーパー2023」策定に関与し、また、日本経済新聞社「生成AIコンソーシアム」アドバイザーを務める。AIに関するメディアの取材やセミナー・寄稿多数。
前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員 1978年通商産業省入省、機械情報産業局情報政策企画室長、JETRO NYセンター産業用電子機器部長、IPAセキュリティセンター所長、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授(専任扱い)、富士通総研経済研究所主任研究員、サイバー大学IT総合学部教授等を経て、2018年4月から東京通信大学情報マネジメント学部教授、この間、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会専務理事、国際大学GLOCOM所長などを兼務。
18:00 イントロダクション
18:05 登壇者による発表・ディスカッション
19:05 質疑応答
小林奈穂(GLOCOM六本木会議 事務局/国際大学GLOCOM 主幹研究員・研究プロデューサー)
◎GLOCOM六本木会議 定例会・分科会参加メンバー
◎総務省、経済産業省等の情報通信政策の担当者
◎総務省 地域情報化アドバイザー
◎GLOCOM専任・併任研究員、客員研究員、フェロー
◎GLOCOM ERP会員企業担当者
◎本テーマにご関心のある一般の方
STEP1:申込フォームにアクセスし必要事項をご記入のうえ送信ください。
※参加コードのご入力は不要となりました。
STEP2:開催1日前・1時間前に、Zoomウェビナーへのアクセス方法(ご登録者ごとの専用URL)が記載されたリマインダーメールをお送りいたします。
STEP3:開催日当日、お時間になりましたらメールに記載の専用URLをクリックし、ウェビナーにおはいりください。
<ご確認ください>
※本イベントは、Zoomウェビナー機能を使用して開催いたします。
※参加者の皆様からのご意見・ご質問はZoomのQ&A機能を使ってお受けする予定です。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
担当:小林・小島 Tel: 03-5411-6675
Mail: app[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。