開催 : 2025.01.17
オンライン
GLOCOM六本木会議は、刻々と変化するさまざまな論点を取り上げる機動力を高めることを目的として『GLOCOM六本木会議オンライン』を開催しています。
第90回は、弁護士の三部裕幸氏をお迎えし、世界のAI法制度動向と、AIに関わる日本企業が行うべきリスク対策についてご講演をいただきます。
議論の内容は、オンライン(Zoomウェビナー)によるライブ配信で参加登録をされた皆さまにお届けしながら、QA機能を通じたご意見・ご質問を承ります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
Zoomウェビナー
AIに関わる法制度の動きが、世界的に激しさを増しつつある。EUではAI法が可決成立し、一部の条項の施行が間近に迫っている。米国では昨年バイデン政権の大統領令が公表され、今後トランプ政権がどのような政策を採るかが注目される。それと同時に、既存の連邦法の運用や州・自治体の動きも見逃せない。中国はそれらの動きとは異なる背景に基づく法制度整備を進めている。これら以外の国々でも、それぞれにAIに関わる法制度の整備に着手しつつある。
このような状況の中で、日本ではAIに関する新たな法制度づくりや既存の法制度の改正の動きがほとんどみられない。そのような日本企業には、自ら対処しなければならない「4つのリスク」がある。
本講演では、このような状況を客観的に解説しつつ、日本企業が行うべきリスク対策の概略を述べる。
三部裕幸(弁護士・ニューヨーク州弁護士/渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー/大阪大学招聘教授(社会技術共創研究センター))
弁護士として、AI・IT法務をはじめとする法務サービスを、様々な企業に提供してきた。その過程で、官庁・企業・大学のご依頼を受け、米国・欧州・中国を定期的に訪問してAI法制度や問題事例を調査する、という活動を併せて行ってきた。自民党「AIホワイトペーパー2023」策定に関与し、また、日本経済新聞社「生成AIコンソーシアム」アドバイザーを務める。AIに関するメディアの取材やセミナー・寄稿多数。
前川徹(東京通信大学 情報マネジメント学部 教授/GLOCOM主幹研究員
1978年通商産業省入省、機械情報産業局情報政策企画室長、JETRO NYセンター産業用電子機器部長、IPAセキュリティセンター所長、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授(専任扱い)、富士通総研経済研究所主任研究員、サイバー大学IT総合学部教授等を経て、2018年4月から東京通信大学情報マネジメント学部教授、この間、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会専務理事、国際大学GLOCOM所長などを兼務。
18:00 イントロダクション
18:05 講演(60分)
19:05 質疑応答・ディスカッション
小島安紀子(GLOCOM六本木会議 事務局/国際大学GLOCOM シニアコーディネータ)
◎GLOCOM六本木会議 定例会・分科会参加メンバー
◎総務省、経済産業省等の情報通信政策の担当者
◎総務省 地域情報化アドバイザー
◎GLOCOM専任・併任研究員、客員研究員、フェロー
◎GLOCOM ERP会員企業担当者
◎本テーマにご関心のある一般の方
本イベントの参加受付は終了しました。(2025年1月17日)
<ご確認ください>
※本イベントは、Zoomウェビナー機能を使用して開催いたします。
※参加者の皆様からのご意見・ご質問はZoomのQ&A機能を使ってお受けする予定です。
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
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