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開催 : 2021.03.04

オンライン

GLOCOM六本木会議オンライン#16 個人情報はこうすれば活かせる! ― 個人情報保護利活用仲介機構の構想 ―

 

GLOCOM六本木会議は、刻々と変化するさまざまな論点を取り上げる機動力を高めることを目的として『GLOCOM六本木会議オンライン』を開催しています。

この活動は、情報通信分野における革新的な技術や概念に適切に対処し、スピード感をもって新しい社会に移行していくために、毎回異なるテーマをピックアップし、専門家や実践者の皆様に議論をいただくものです。

議論の内容は、オンライン(Zoomウェビナー)を通じて、ライブ配信にて参加登録をされた皆さまにお届けしながら、チャット機能を通じたご意見・ご質問を承ってまいります。

第16回は、3人のゲストをお迎えし、個人情報の保護と利活用のための新しい構想についてディスカッションいただきます。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

日時

2021年3月4日(木)18:00~19:00

配信形式

Zoomウェビナー(定員500名)

登壇者

(敬称略)

  • 田中辰雄(慶應義塾大学経済学部教授/国際大学GLOCOM主幹研究員)
  • クロサカタツヤ(株式会社企 代表取締役/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授/国際大学GLOCOM客員研究員)
  • 山口真一(国際大学GLOCOM主任研究員・准教授)

概要

 デジタル庁が発足し、データを有効活用しようとの掛け声は高いが、一方で個人情報についてはプライバシー侵害の懸念が出される。一切の個人情報を渡したくないという保護派がいる一方で、事後承諾でもよいので個人情報を使ってくれという活用派もいる。両派の見解の差はきわめて大きく、身動きがとれない状態が続いてきた。
 この状態を打破する案として、個人情報保護利活用の情報を、個人と企業間で仲介する機構を考える。この機構は各個人の要望を単純化して集中処理することで、保護を望む人には保護を、活用を望む人には活用を提供できるようにする。単純化して集中処理する事の利益には、株式市場、債券市場、著作権の集中処理などの先行例があり、経済学ではおなじみの方法である。これを個人情報の保護利活用に適用する。実際の利用動向を調べると、全国民の6割程度がこの機構を利用する気があると答えており、十分に実現可能性があるだろう。

 

プログラム

18:00 イントロダクション
18:05 トークディスカッション
18:45 質疑応答

※Slido.comにお寄せいただいたご意見・質問を受け討議を行います

進行

小林奈穂(GLOCOM六本木会議 事務局長/国際大学GLOCOM 主任研究員/研究プロデューサー)

対象者(※招待制)

◎GLOCOM六本木会議 定例会・分科会参加メンバー
◎総務省、経済産業省等の情報通信政策の担当者
◎総務省 地域情報化アドバイザー
◎GLOCOM専任・併任研究員、客員研究員、フェロー
◎GLOCOM ERP会員企業担当者
◎国際大学GLOCOMの過去開催イベントに参加履歴のある方

※参加対象者の皆様には、事務局より招待メールをお送りいたします。
※メール受信をされていない方でご参加希望の方は、下記お問い合わせメールアドレス宛にご連絡をお願いいたします。

 

参加申込み方法

本イベントへのご参加申込受付は終了しました。(2021.03.04 14:00)

<ご確認ください>
※本イベントは、Zoomウェビナー機能を使用して開催いたします。 ※事前にZoomアカウントの登録が必要となります。ユーザー登録は無料です。 ※新規登録/ご参加の際のZoomアカウントのメールアドレスは、本イベントの参加申込時のメールアドレスと同一のものとしてください。 ※参加者の皆様からのご意見・ご質問はSlido.comからお受けする予定です。

 

お問い合わせ

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
 〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
 担当:小林・小島 Tel: 03-5411-6685
 Mail: app[at]glocom.ac.jp ← [at] を小文字の @ に置き換えて送信してください。